第四章 幻霊族の刺客との戦い


 ピリオドが幻霊族の一部隊を全滅させたという噂は幻霊族の女王、カオロの耳にも届いた。
 ピリオドにやられた幻霊族達もただではやられなかった。
 しっかりとやられるに至った映像を女王の元に送っていたのだ。
 女王を目指して進むキャリア達の前に巨大な女王の顔が出現した。
 カオロは、
「貴様達が我々に逆らいし愚か者達だな」
 と言った。
 カオロの姿は禍々しかった。
 確かに美しい顔をしているが、巨大な首と体がそれぞれ独立している。
 大きな首を首無しの四つの体が支えていた。
 それがカオロの正体だった。
 こうなるとさすがのピリオドにとっても守備範囲外と言えた。
 ピリオドは、
「オーノー、残念……顔は確かに美しいが体が人型じゃなかったのか……」
 と言い、本当に残念そうな顔を浮かべた。