だが、こちらは急いでいる。
 今にも、ジャンルがやられてしまうかも知れないという瀬戸際なのだ。
 こんな男にかまっている暇は無い。
 キャリアは、
「悪いけど通してもらえるかしら。仲間がピンチなの」
 と言った。
 それを聞いたピリオドは、
「仲間?それはさぞ美しい女性なのでしょうね」
 と訳のわからない事を言うので、
 キャリアは
「大事な息子よ。他には返られないわ」
 と言った。
 それを聞いたピリオドは、
「息子……なんだ、男か。だが、あなたの息子であるというのであれば私が助けましょうか?」
 と言った。
 どうやらキャリアにも良いところを見せたいらしい。