だが、マドゥワスとしては兄弟であるジャンルを助けて欲しい。
 見捨てないで欲しいと願っていた。

 それを聞いたキャリアの答えは、
「当たり前でしょ。あなたは大切な娘であり、ジャンルは大切な息子なのよ。子供を見捨てるような母親に見えるの?」
 だった。
 当然、助けに入るつもりだ。
 後ろに控えていたフォールとキャトラも同意見だった。
 フォールは、
「マドゥワス、案内してくれ」
 と言った。