捕まった者はそれまでピリオドに働いた無礼という名の罪(?)を背負い、それを償うまで、カードの中から出られない。
 刑期を終えるまではピリオドのために働くという条件の下でしか外に出られないという事になってしまったのだ。
 そのため、ピリオドは最初にブサとビヨに攻撃を許したのだ。
 そうすれば、罪がたまり、刑期も長くなるという寸法だった。
 ブサとビヨは、
「「だせぇ~」」
 とカードの中から叫ぶが後の祭り。
 【プリズン・カード】の囚人となってしまった。
 一仕事終えたピリオドは、
「こっちの方が速そうだな……ではいただくとしようか」
 と言ってブサとビヨが使っていた宇宙船を奪った。
 それまで乗ってきた宇宙船は乗り捨てるという事になる。
 乗り換えた宇宙船には目的の岩もあるし、一石二鳥――いや、三鳥と言ったところか。
 三つ目としては幻霊族のあじとへのスペースマップが搭載されているからだ。
 ピリオドは、
「幻霊族の女王様と言えば、美人で有名だし、手土産の古都百合ちゃんも美人だって言うし、あ~幸せ」
 と言った。
 初めから幻霊族の女王に取り入る事を目的とした行動だったのだ。
 幻霊族の女王にピリオド・エンド、古都百合――キャリア達のあずかり知らぬところで強者達も少しずつ動き出していたのだ。