たいした事と言えば、今二人が運んでいるものがそれにあたると言えなくもないが。
二人が運んでいる物――それは、幽界の第六階層にあったものだった。
あるものが封印されている岩――封凶岩(ふうきょうがん)だった。
封印されているあるものの名前は古都百合(ことゆり)――
幽界最強の悪霊とされる霊だった。
幻霊族(げんれいぞく)の女王が古都百合の力を欲し、下っ端の二人がわざわざ第六階層から運んできたのだ。
理由は幻霊族が第二階層の宇宙空間の覇権をつかむためだった。
第二階層の宇宙空間は群雄割拠の時代に突入していた。
各地に猛者が現れ、飛び抜けてすごいという者が居ないため、誰が覇権をとってもおかしくない状態だが、その場合は鳶(とんび)が油揚げをさらうように他の猛者達がつぶし合って疲弊(ひへい)した時に覇権をもぎ取るという方法しかありえそうも無かった。
なんとも情けない方法だが、1つもしくは少数の猛者が第二階層の宇宙空間全ての猛者を制して覇権をつかむには無理があった。
そのため、他の階層からより強い存在をスカウトし、その圧倒的な力でのし上がった方がインパクトが強いという事になっていた。
そのため、幻霊族に限らず、他の猛者達も他の階層からより強い存在をスカウトするスカウト合戦が横行していたのだ。
二人が運んでいる物――それは、幽界の第六階層にあったものだった。
あるものが封印されている岩――封凶岩(ふうきょうがん)だった。
封印されているあるものの名前は古都百合(ことゆり)――
幽界最強の悪霊とされる霊だった。
幻霊族(げんれいぞく)の女王が古都百合の力を欲し、下っ端の二人がわざわざ第六階層から運んできたのだ。
理由は幻霊族が第二階層の宇宙空間の覇権をつかむためだった。
第二階層の宇宙空間は群雄割拠の時代に突入していた。
各地に猛者が現れ、飛び抜けてすごいという者が居ないため、誰が覇権をとってもおかしくない状態だが、その場合は鳶(とんび)が油揚げをさらうように他の猛者達がつぶし合って疲弊(ひへい)した時に覇権をもぎ取るという方法しかありえそうも無かった。
なんとも情けない方法だが、1つもしくは少数の猛者が第二階層の宇宙空間全ての猛者を制して覇権をつかむには無理があった。
そのため、他の階層からより強い存在をスカウトし、その圧倒的な力でのし上がった方がインパクトが強いという事になっていた。
そのため、幻霊族に限らず、他の猛者達も他の階層からより強い存在をスカウトするスカウト合戦が横行していたのだ。