仲間を殺されたという思いも持っている。
 悔しいという思い。
 悲しいという思い。
 情けないという思い。
 いろいろだ。
 それだって持っているって事だ。
 だから、薄っぺらい【キャラクター】なんかじゃ無い。
 ちゃんと生きる意味を持った【キャラクター】なんだ。
 【ぴくり】がやった事と言えば【キャラクター】を説得して契約しただけ。
 ただ、それだけだけど、それだけでもいろんなドラマがあった。
 最初は契約を拒否された。
 それでも食い下がり、説得し、考え、お互いの気持ちがつながり、契約となった。
 それだけでも【ぴくり】にとっては大きな収穫だった。
 うれしい。
 本当にうれしい。
 こんな何も知らない自分でも契約してくれる【キャラクター】が居た。
 その事がうれしかった。
 物語は始まったばかり。
 さぁ、切り開こう。
 【オージャ】と【ぴくり】の二人で。
 二人三脚で頑張って行こう。
 まだ、何も手にしていない。
 手にするのはこれから先だ。