「何なんだ、君は?変な奴だな……」
「へへっ、よく言われます」
「ずっと敵討ちしないかもしれないぞ」
「私が求めている【キャラクター】像は一緒にいろんな【発見】をしてくれる人です。敵討ちじゃありません。この世界だから認められているかも知れませんが、【地球】では敵討ちは法律で認められない国だってあるんですよ」
「お、おかしいよ、君……」
「それはさっきも言いましたよ。あ、早速、新発見です。私、【キャラクター】さん達の悩みとか知りました。【キャラクター】さん達って悩みとか何もないのかと思っていましたが、違いましたね。いろいろ悩み事とかあって、それが【キャラクター】さん達の深みを出している。考えてみれば、悩みとかも無い【キャラクター】さん達と親身になって話す事は難しいでしょうし、不謹慎かも知れませんが、良いきっかけになりそうです。【キャラクター】さん達と仲良くなるには腹を割って話す事が大事――一つ勉強になりました」
「………」
「それで、【オージャ】さん、お返事の方はどっちですか?オッケーですか、それとも駄目ですか?」
「……少し、考えさせてくれ」
「良いですよ。じゃあ、私はもう少し村を見て回ってきます。【オージャ】さんの事を知る意味でも重要な事だと思いますからね」
 と言った。
 【オージャ】を残し、【ぴくり】は村の探索を再開した。
 【ぴくり】は村を見て回りながら【オージャ】の悩みについて考えた。