しばらく進むと遠くの上空に何やら二つの影が見える。
 二つの影はそのまま、【ぴくり】に近づいてくる。
 近づいて来るのでそのまま待っていると、二つの影は彼女のすぐそばまでやってきた。
 影の一つが【ぴくり】に声をかける。
「よお、お前も【遺伝子パーソン】か?」
 と。
 【ぴくり】は
「そうです。私、【ぴくり・とーな】って言います」
 と答えた。
 影の一つは、
「そうか、俺も【遺伝子パーソン】だ。名前は、【トム太】だ。よろしくな。こっちは、俺が契約した【キャラクター】の【スカイフライ】だ。俺は飛ぶのが好きなんで、飛ぶことに特化したこいつと契約させてもらったんだ」
 と言った。
 【ぴくり】は、
「私も早く契約したいな~。ねぇ、【トム太】君、どこ行ったらキャラクターさん達いっぱいいるかな?」
 と聞いて見た。
 【トム太】は、
「馬鹿だな~お前、それじゃ誰でも良いみたいじゃねぇか。そうじゃなくて、自分は何をしてみたいか考えて見ろよ。すると、自然にどこに行けば良いかわかってくるからさ」
 と説明してくれた。