その被害者は全員、同じ姿で死亡していたため、警察の方でもおかしいと思ったのだ。
 2人目までは、双子が死んだか何か、他人のそら似の死亡事故として考えていたが3人目が出たことと死因が全員同じで、整形手術のしすぎで、体が拒絶反応を起こし、それによるショック死だったため、事件性を確認したのだ。
 3人とも同じ女性像を目指して整形し死亡していることが確認された。
 だが4人目となるのではないかと思われている女性は保護し、強制入院させた。
 見つかった女性はそれだけ、体にショック反応が出ていたのだ。
 4人目の女性は手鏡を強く求めていた。
 ところが、事件の事情聴取に来ていた捜査員のミスで手鏡を落としてしまい、割れてしまった。
 すると、4人目になりそうな女性はまるで憑きものが落ちたかのように穏やかな表情になり、体は少しずつ回復に向かっているという。
 まさかとは思ったが、5人目になりそうな女性も保護した時、やはり手鏡に執着していたので、手鏡から引き離そうとした時、手鏡が落ち、割れた。
 その瞬間、5人目になりそうな女性もまた、平静を取り戻したのだ。
 捜査員がよくよく調べて見ると、先に死亡した3人の遺留品にも手鏡があった。
 警察ではこの手鏡に何かあるかと思ったが結局何も出てこなかったので、たまたま偶然、そうなったとして処理された。