対策チームとしては、その【パンドラ】オルゴールを見つけ次第破壊するという事で対処をとっていた。
 だが、【パンドラ】事件の生還者達の数はかなり多い。
 その生還者全てをカバーするのは至難の業だった。
 【パンドラ】財団から資金提供されているのか、【パンドラ】オルゴールの数は数え切れないほど確認された。
 配る前に未然に回収したものの、これが【パンドラ】事件の生還者達に配られていたかと思うとぞっとする数だったという。
 【パンドラ】オルゴールの呪いの成就に必要な犠牲者の数は13名だというのがわかっている。
 それは、発見された【パンドラ】オルゴールには【13】の刻印がしてあり、犠牲者二人を出したところで確認すると、刻印は【11】になっていた。
 最終的には刻印の数は、【9】にまでになった。
 つまり、4人の犠牲者を出したのだが、それ以上は減らなかった。
 いつしか、【パンドラ】オルゴールの事件も終息していったようだ。
 【パンドラ】側としては大規模な計画だっただけに、犠牲者が4人というのは失敗だったと言えるだろう。