ここのところ、【パンドラ】側は勢いがついてきたのか、呪いのバリエーションが豊富になってしまっている。
 里桜のようなカリスマが出てきたら退治させられる可能性が高くなるので、呪いの【質】よりも【量】に頼って、里桜が関わらないところで呪いを成就させようという動きが見て取れる。
 現に、5つ目から7つ目の【パンドラ】の呪いは里桜を避けるように動いている痕跡が確認出来た。
 それは【パンドラ】が里桜を恐れているという事でもあるが、それだけに、これまで以上に闇深く沈んで行動していくという事が考えられた。
 いかに里桜の力が強力だろうと見つける事が出来なければ話にならない。
 里桜を日本中連れ回すという訳にもいかないので、どうしても他のカリスマの必要性も出てくる。
 他の二つの柱をスカウトすること。
 これは対策チームの重要な使命と言えた。