これを13人分繰り返す事でこの【パンドラ】の呪いが成就する事になる。
 贈り物を受け取る人間は自分から【パンドラ】からの贈り物を受け取っていると言うわけもないので、これも非常に見つけにくい案件と言えた。
 郵便局などには守秘義務があるので、情報開示は出来ない。
 なので、この事件をつきとめるには被害者の自宅に被害者が欲しがっている物が短期間の間に増え続けているという事に気づくかどうかだが、被害者が誰も自分の自宅に招かない場合は対処の取りようが無い。
 対策チームとしては、【パンドラ】に取り憑かれている人間は強い死相が出るので、それからその被害者がどんな【パンドラ】に取り憑かれているかを見極められるかどうかというのが呪いを食い止める事が出来るかもしれない第一歩となる。
 だが、【パンドラ】の呪いはこれ以外にもわかりにくい厄介な呪いは数多くある。
 なので、【パンドラ】の贈り物の事件にもそれほど人員を割く訳にもいかず、人手不足が祟って、あえなく撃沈。
 呪いが成就してしまったという事だ。
 7体目のビスクドールを対策チームが確認。
 お決まりの、
「ふふふ……これで7体目……」
 という言葉を聞いたそうだ。