だが、
「よく、会いますね。良かったら一緒に走りませんか?」
 と声をかけて来た。
 和毅は、
「そ、そうだ……ですね……」
 とどもってしまった。
 恥ずかしくなり赤面する。
 少女は
「シャイな方なんですね。私、そういう人、好きですよ」
 と言った。
 顔から湯気が出るほど真っ赤になる和毅。
 自分が何を言われているか頭で整理出来なかった。
 好意を持たれている?
 いや、自分にそんな魅力があるとも思えない。
 きっと裏があるんだ。