問題は情報の正確性だ。
 きちんと裏をとって行動しなければ、誤情報に惑わされることにもつながる。
 その辺りの事はわかっている。
 他の呪いや他の【パンドラ】事件にさく人員も必要なため、今回、幸夫が関わっているとされる【パンドラ】事件に割り当てられた人数は、外部スタッフも含め、15人だった。
 15人でこの【パンドラ】に対抗しなくてはならないのだ。
 専門家とは言え、まだ、よくわかっていない【パンドラ】の呪いに回りから探っていくには人数的には少ない。
 だが、そうも言っていられない。
 幸夫の他にも悪霊で困っている人はたくさんいるのだ。
 15人が動いてくれているという事だけでも良しとすべきなのだ。
 15人は榮一郎を中心に動くことになる。
 15人の他に、俊征も情報係として参加することになっている。
 やはり、幸夫と同じバイトというのが大きい。
 出来る範囲内での協力は必要と言えた。