吟侍は、
「そうだな。かなり可愛い。いとおしいくらいだ」
 と言った。
 それを見て、最初に手を出したのが、
 フェンディナだった。
 クアンスティータの小さな手を取り
「あ、あの……クアンスティータさん。よ、よろしく、お願いします。わ、私、フェンディナ・マカフシギと申しまして……」
 と言った。
 赤ちゃん相手に何を言っているんだ?とも思うが、女性陣で一番最初に手を取ったという事でもその勇気は称えるべきであろう。
 フェンディナは、クアンスティータの小さな手を握り、
「ち、小さくて、可愛い……です」
 と言った。
 その言葉が引き金となって、他の女性陣達も恐る恐る近づいて来た。
「よ、よろしくね、私、ソナタ・リズム・メロディアスって言って、皇女やらせてもらってて……」(ソナタ)
「よ、よろしく頼む。妾はエカテリーナじゃ」(エカテリーナ)
「す、ステラ・レーターよ。未来じゃあなたの敵をやっているんだけど、今の時代じゃどうだか、ちょっとわからないから一応、挨拶しておくわ」(ステラ)
「レスティーよ。よろしくね、おちびちゃん」(レスティー)
「どどど、どうも御贔屓(ごひいき)にさせてもらってます片倉 那遠と申しまして……」(那遠)
 と口々に挨拶をした。