言っている事はよく解らないがとにかく喜んでいるようだ。
 吟侍はこうやって人間の赤ん坊をあやす方法にアレンジを加えてあやしていった。
 時には膝の上に乗せたりもして精一杯、あやす。
 対して女性陣達は、
「………」(エカテリーナ、レスティー)
「こ、こわ……」(那遠)
「ちょ、ちょっと」(ステラ)
「あ、あの……」(フェンディナ)
「カチカチカチ(怯え)……」(ソナタ)
 と、引き気味だった。
 見た目は赤ん坊をあやしているだけだが、あやしているのは人間の赤ん坊ではなく、自分達がさんざん怖い思いをさせられたセレークトゥース・ワールドを所有する強大過ぎる超化物なのだ。
 だが、吟侍は、
「何してんだ、みんな、赤ちゃんあやすなら、みんなの方が得意なんじゃねぇのか?前に、女子トークというやつで子供がどうのこうのと話してたじゃねぇか」
 と言って、手招きした。
 それを受けて、恐る恐るセレークトゥースに近づいて来る女性陣。
 それを見たセレークトゥースは、
「あうわう……」
 と言った。
 その言葉に後ずさる女性陣。
 見た目は赤ちゃんでも、もの凄く怖いのだ。