強すぎるという事はそれだけで危険だった。
 だから、せっかく遊びに来てくれたことだし、この機会にクアンスティータには少しでも吟侍自身の事を気に入ってもらおうと思った。
 吟侍は続けて、
「いない、いない、ばぁ」
 と言ってあやす。
 ただのいない、いない、ばぁではない。
 ルフォスの化身体を使って、顔の部分だけ、全く異なるものに作り替えてのいない、いない、ばぁだ。
 可能な限りのとびっきりおかしな表情の顔を作り出して顔を手で隠している内にどんどん入れ替えて、セレークトゥースに見せて行った。
 セレークトゥースは、
「んー、ぱんぱ、ぱんぱ」
 と言った。