02 第四の大魔王ズルジュール攻略戦


 第四の大魔王はレティシア姫の左腕を生け贄としたズルジュールという名前の存在だ。
 大魔王ズルジュールも力を創造する力を持っているはず。
 対するは、二度目の挑戦となるエカテリーナだ。
 大魔王ズルジュールの配下は、大幹部が4名、幹部が6名、将が27名、部隊長が1041名で兵の数は不明だ。
 やはり、数が多い。
 だが、エカテリーナには【不可能を可能にする力】がある。
 この力を持ってすれば、大魔王ズルジュールの配下など物の数ではない。
 問題は大魔王ズルジュールの方だ。
 大魔王ズルジュールの実力は第一の大魔王ゾクズォークの実力とほぼ互角と思って間違いない。
 能力も同じ能力を作り出す力とするならば、また、エカテリーナは勝てないという事になる。
 同じ様な相手に同じように負けるのであれば、芸が無い。
 勝てないまでも何らかの成果を得たい所だった。
 そして、その成果を得るための秘策──というより、イメージを持っていた。
 エカテリーナはオルオティーナより、【古き力】を4つ、もらっていた。
 その内の一つが、【不可能を可能にする力】だ。
 残る3つは不明だったが、その不明だった内の1つのイメージが彼女の元に降りて来たのだ。
 それは、【未来予測再現の力】だ。