一方、同時進行でやはり吟侍とレスティーの答えの力による誘導で、第三の大魔王、コエーナの配下を一カ所に集めてもらったステラは、最後の切り札とも言える【攻撃効果の詰め合わせ】の欠片に【クティータ】で得た力を注いで見たら、大爆発を起こした。
 それは、もうヒストリーエリアどころか、セレークトゥース・ワールド全体を揺るがすような大爆発だった。
 その火消しをしたのが【よそもの】だった。
 正確には【よそもの】が送った極一部の力だ。
 セレークトゥース・ワールドを維持させるために機能したのだ。
 【攻撃効果の詰め合わせ】の欠片は使うべきではなかった。
 やり過ぎだった。
 ――そう、第五本体の力は残りカスであっても、今のレベルを信じられないくらい大きく超える力でもある。
 不用意に使うべき力ではないのだ。
 【よそもの】フェーリアイアリーフェによる【次は無い】との厳重注意で済んだのは、ラッキーであるとも言えた。
 あまりの膨大な力にショックを受けたステラは、
「もう、良い――私、戦いたくない……」
 と言った。