エカテリーナは、
「何をバカな。何を根拠にそのような事を申すのだ」
 と言った。
 妖精吟侍は、
「あんたは知らず知らずの内にオルオティーナの古き力の一つってやつを使っているんだよ」
 と言った。
 妖精吟侍は、この姿でする事が無かったので、ちょこちょこ、女性陣達と離れて辺りの状況をさぐっていた。
 すると、うわさ話から、ある現象が起きているという事が解った。
 エカテリーナの闘争心が戦いのあった現場に残っていて、それが、意志となり、実体を持って、行動したのだ。
 戦いまくっていたエカテリーナは気づいていなかったが、エカテリーナが戦っていたと思われる場所は同じ時期に何カ所もあった。
 つまり、エカテリーナの意志がエカテリーナの戦果を広げていたのだ。
 その中には将を倒したという情報もある。