何が足りない?
 何をすれば良い?
 吟侍やレスティーであれば、答えの力であっさりと見つけられるであろう答えがやってもやっても見つからない。
 吟侍に答えを聞く?
 いや、ダメだ。
 吟侍達は現在、妖精化していて、答えの力を使えない。
 そうさせたのは自分だ。
 だからこそ、自分で答えを見つけるしかない。
 焦る。
 焦りまくる。
 焦れば焦るほど、答えが遠のく。
 答えが見つからない。
 そんな悲壮感ただようエカテリーナに妖精吟侍が声をかける。
「エカテリーナ。焦るなって、自体はあんたが思っているより随分好転していると思うぞ」
 と。
 エカテリーナは、
「何故、そう思う?」
 と聞き返した。
 妖精吟侍は、
「あんたの気魄が凄すぎるんだ。敵さん、ビビッちまって攻めてこれないんだよ」
 と言った。