エカテリーナは、
「誰に向かって申しておる。このエカテリーナ、その条件で、大魔王ゾクズォークにまで見事、たどり着いて見せるわ」
 と言った。
 それで話はまとまった。
 エカテリーナ以外の6名は大魔王ゾクズォークの支配地域に入って、最初の敵が出てきた時点で、【なりきりキャンディー】をなめる事になる。
 その時点で、大きな力を持っていないタイプの妖精に吟侍達6名はなってしまう。
 こうなってしまったら、いくら助けたくてもエカテリーナの助けになるような力は発揮されない。
 これは、エカテリーナが吟侍達の助けという退路を断った背水の陣で挑むクエストとなった。
 自分を追い込まないと古き力も発動しないと考えたのだ。