03 エカテリーナの劣等感


 結果的にレティシア姫の呪いを受け入れる事になってしまった吟侍達だが、気を取り直して、大魔王討伐を考える事にした。
 今度はアルフォンシーナ姫の魔女捜しの時と違って、目的地に着けば、大魔王と対面出来るというものではない。
 大魔王というくらいなので、当然、多くの部下が存在する。
 それも【大】がつく位だから、かなりの数が居ると思って良い。
 そうなると、大魔王の配下達とのバトルも考えていかなければならない。
 今回はその大魔王が7名存在する。
 1名でもかなりしんどいのに、7名も存在するという事は攻略がかなり長引く可能性もあるという事でもある。
 何らかの裏技などを使って、大魔王との戦いを短縮させる方向で動かない限り、いつまでもセレークトゥース・ワールドにとどまる事になる。
 それは別に考えるとして、とりあえず、暫定的な大魔王への担当は次の様な割り振りになった。
 レティシア姫の首と胸を生け贄としていた大魔王の担当は吟侍(2名分)
 レティシア姫の両腕を生け贄としていた大魔王の担当はエカテリーナ(2名分)
 レティシア姫の腰を生け贄としていた大魔王の担当はフェンディナ(1名分)
 レティシア姫の右足を生け贄としていた大魔王の担当はソナタ(1名分)
 レティシア姫の左足を生け贄としていた大魔王の担当はステラ(1名分)
 今回はレティシア姫の右腕を生け贄としていた大魔王の攻略という事になるので、エカテリーナが1回目の担当となる。
 他の6名はサポートにまわり、前面に出るのはエカテリーナという事になる。
 右腕の大魔王の名前は、ゾクズォークという。