これも吟侍が名付け親となったお陰で、【ふんわりふわふわ】は特別料金でサービスして貰えるようになっていた。
 本当はもっと高いのだ。
 ソナタは、
「ここ(【ふんわりふわふわ】)、隣だったのね?全然、気づかなかったわ」
 と言った。
 吟侍は、
「そうなんだよな。ここ、近いからさぁ……」
 と言ったが、その表情は硬かった。
 まるで浮気現場でも見つかったような気分だった。
 ステラは、
「場所が解れば、チェックしやすいわね」
 と言った。
 吟侍は、
「それじゃあ、おいらが悪いことしているいたいじゃねぇか、すーちゃん」
 と抗議したが、ソナタとステラとエカテリーナにギロっと睨まれ、
「なんでもないです……」
 と言って、シュンとなった。
 完全に尻に敷かれた状態だった。
 フェンディナが、
「ぎ、吟侍さんは息抜きのためにですねぇ……」
 とフォローを入れたつもりになったが、フォローになっていなかった。