吟侍は、
「大技出しておいて、なんだけど、凄いね、あんたの怪物達……」
 と素直な感想を述べた。
 魔女ヴァレンチナは更に、髪の毛を切った。
 どうやら、自由に髪の毛を伸ばせるようなので、髪の毛が尽きるという事はないようだ。
 先ほどと同じ様に怪物達が生まれる。
 今度は怪物達がそれぞれ、融合し、さらなる異形へと姿を変える。
 異形達のパワーは少なくとも怪物だった時の数百倍には膨れあがっている。
 吟侍はインフレーションの火力を上げて対応した。
 さらに二つのインフレーションの元を合わせて、それにキックやパンチ、チョップをたたき込むダブルインパクトなどの工夫をした。
 異形達も全滅させる事が出来たが、魔女ヴァレンチナからの攻撃にほぼ無抵抗状態だった吟侍の隙をついて、魔女ヴァレンチナの攻撃が来る。
 かろうじて避けたものの、一歩間違えば、それだけでアウトだ。
 何かの呪文を唱えているのだろうが、現界では聞いた事のない呪文だ。
 クアンスティータの宇宙世界では、現界では味わう事の無いダメージを負う事も多々ある。