答えの力が予備動作の時点で、行動を予測する。
 それで、初めて、魔女達の動きに反応出来るのだ。
 魔女ヴァレンチナは自身の髪の毛をばっさりと切って吟侍の元に投げつける。
 その無数の髪の毛は全て、全く形状の違う怪物となった。
 答えの力で計る怪物1体1体の生体エネルギー量が尋常ではないくらい高い。
 【クティータ地方】を訪れる前の吟侍であれば圧殺されていたレベルだ。
 だが、吟侍は冷静に対処する。
 使おうと思っていたが使いどころの無かった超必殺技、【インフレーションバーストキック】を連発する。
 クアンスティータ化を瞬間的に行い、インフレーションを引き起こすエネルギーの塊を次々と作り出し、それを怪物の方向に投げつけ、エネルギーの塊が怪物に当たる瞬間に吟侍のキックでエネルギーを加速させる。
 1つ1つの超加速インフレーションエネルギーが現界を揺るがす程のパワーだ。
 怪物達は次々と消滅していく。
 だが、恐るべきはむしろ、怪物達のポテンシャルだ。
 【インフレーションバーストキック】の途方もないエネルギーを全て吸収して消滅している。
 つまり、外部への余分なエネルギーの噴出が全く無いのだ。
 それは、怪物達がその余りにも膨大なエネルギーを引き受けて消滅したという事になるのだ。