このまま、外れ魔女との戦闘を続けていてはきりがない。
 何とかもっと効率よく探せる方法を考えようとする両チームだった。
 今まではアルフォンシーナ姫の気配をさぐろうとして失敗していた。
 彼女の気配は完全に遮断されているのか全くヒントすら得られなかった。
 では、発想を変えてみるのはどうだろう?
 アルフォンシーナ姫ではなく、あの時居た、魔女20名――その気配をたどって見るのだ。
 これならば、アルフォンシーナ姫を捜すよりいくらか容易なはず。
 もちろん、魔女は20名居る訳だからアルフォンシーナ姫を攫った魔女に当たる可能性は低い。
 だが、52193カ所捜す事を思えば、20分の1という確率は随分違う。
 また、ラッキーフレンドのエリア内に居るという条件を足せばそれから更に多少は数が減ってくれる。
 吟侍はラッキーフレンドを呼び出し、あの時感じた圧倒的な20種類の気配をたどるように言った。
 全部をいっぺんに見れないので、1つずつ気配を思い出し、答えの力でラッキーフレンドに思いを伝えた。