戦士ではない那遠とレスティーが戦いに加わるのは自分がどれだけ強化されたかを確認する意味でもある。
 1番手の那遠が前に出る。
 そして、
「戦いの素人ですが、よろしくお願いします」
 と言ってぺこっとお辞儀した。
 それを見た魔女ダニエラは、
「舐めてんのかい?こんな素人を私に向けるなんて」
 と怒りをあらわにした。
 だが、
「おーふくびんたぁ~……」
 とのかけ声で、びしびしびしびしと魔女ダニエラの頬を叩きまくった。
 魔女ダニエラは、
「ぶぶぶぶぶぶぶぶっぶぶうっっっっぶぶぶぶぶぶぶぶうっぶうぶっぶぶぶぶぶぶぶう……」
 と言って、みるみる頬が膨れあがった。
 魔女ダニエラは物理攻撃を完全防御するはずの魔法障壁を使っていたが、それをあっさり突破したのだ。