鬼以外は隠れて、鬼に見つかったら、アウトという単純なルールだが、それに一工夫を入れて、時間制とポイント制を取り入れる事にした。
 鬼は時間毎に変わるという設定だ。
 鬼役になったら、それ以外の者を探して、見つける度に1ポイントずつ貰えるというものだ。
 鬼の間に多くのポイントを持っていた者が優勝というゲームだ。
 これならば鬼がいつまでも見つけられずに泣くという事も無い。
 みんな順番に鬼が回ってくるのだから、平等でもある。
 最後まで鬼になっていた者が負けではなく、鬼になった時、多くのポイントを取っていた者が勝ちというルールに変更している。
 女性陣達はこのルールを聞いて感心する。
 吟侍の発想力の多さはこういう遊びから来ているのだ。
 何もない所からでも生み出せる想像力の高さが、そのまま強さとして結びついている。
 芦柄 吟侍という男はそういう男である。
 女性陣達は惚れ直すに近い感情を持った。