それを聞いたソナタが、
「ずるいわよ。私もあんたと遊ぶ」
 と言い、ステラも
「じゃあ、私も」
 と続いて来た。
 フェンディナと那遠も物欲しそうに吟侍の方を見ている。
 それに気づいた吟侍は、
「わ、わかった、わかった。おいらがみんなに遊びの考え方をレクチャーすっから、それから、みんななりに発想転換して、新しい遊びに変えてみてくれ」
 と言った。
 ソナタは、
「そんな事言ったって、新しい遊びを考えるなんて難しいわよ」
 と言ってきた。
 吟侍は、
「それはごもっとも。慣れてなけりゃ、何も思いつかねぇかも知れねぇな。だから、一例を挙げて発想の仕方ってのを教える。それを見て、自分達なりに考えてみてくれ」
 と言った。
 吟侍は小さい頃から新しい遊びを考えるのが得意だった。
 よく、恋人のカノンと新しい遊びを考えたりしたものだった。
 その頃の思い出を思い出し、懐かしい気分になった。
 まず、吟侍は慣れてない者でも考えやすいように単純な遊びから例に挙げるようにした。
 まずは、かくれんぼだ。