魔女達はアルフォンシーナ姫を攫い城を出て行ったが、吟侍は何も出来なかった。
 させて貰えなかった。
 こんなのは初めてだった。
 女性陣6名の元に戻った吟侍は複雑な顔でだった。
 愛想笑いのようなものをしている様な気がした。
 ソナタが、
「どうしたの?何か、変よ、あんた?顔真っ青だし……」
 と聞いた。
 吟侍は、
「ちょっとな。このままじゃダメだと思い知らされた」
 と答えた。
 吟侍は答えの力で、自身が味わった屈辱も含めて、アルフォンシーナ姫の特徴を女性陣達に伝えた。