ソナタは、
「無礼な奴だったわ」
 と激昂していたが、エカテリーナは、
「アホか貴様、ここは、現界ではなく、セレークトゥース・ワールドだ。現界での常識が通用する訳ないであろう」
 と言った。
 ソナタは、
「わ、解っているわよ。ちょっと試してみただけでしょ。もしかしたら上手く行くかもしれないと思ったのよ」
 と照れ隠しに言った。
 吟侍はソナタをフォローするつもりで、
「おそなちゃんは、ちょっと抜けたとこがあるんだよ。それが可愛いとこでもあるっていうか……」
 と言ったが、逆にソナタを怒らせた。
「あんたまで、バカにして。吟侍のくせにぃ~」(ソナタ)
「うわっ、やめろって、おそなちゃん。おいらはフォローをだな……」(吟侍)
「フォローになってないわよ」(ソナタ)
「な、なんでだ?」(吟侍)
「仲がよろしいこって」(レスティー)
「ちょっと妬けちゃいますね」(フェンディナ)
「おふざけはそこまでにして。また、何かあるかもしれないわよ」(ステラ)
「そうですよ。皆さん。私なんて心臓がバクバク言ってますよ。皆さんと違って、私はか弱いんですから」(那遠)
「あんた、一人だけ可愛い子ぶろうと思ってんの?私だって、か弱いわよ」(ソナタ)
「喧嘩はやめて下さい」(フェンディナ)
「女は強くてなんぼだぞ」(エカテリーナ)
「おい、騒ぐなって」(吟侍)
「解っているわよ」(ソナタ)
 等の様に、チームワークにはいささか不安が残るメンバーだった。