ぴょこたんは、
「わかったでちゅ。ではじょせーのみなちゃん、ちゅいてきてくだちゃい」
 と言った。
 ぴょこたんと吟侍による、新商品開発プロジェクトが始まった事になった。
 吟侍と違い、女性陣達は、セレークトゥース・ワールドに求められてという存在ではないので、適応外だったりなど、失敗を数多く重ねた。
 だが、その度に、吟侍は失敗に落ち込むぴょこたんを励まし、研究と実験を繰り返した。
 失敗して失敗して失敗して失敗して失敗を繰り替えて、ようやく、一つの研究成果――新たなる目玉商品の目処が立った。
 吟侍はその間、一人で、シェリル姫の森に行き、特別な金貨を使って片っ端から雇えるだけ、化け物を雇っていた。
 特別な金貨が無くなるとシェリル姫の城下町でバイトして、貯めて、また、シェリル姫の森に行って化け物を雇うという事を繰り返した。
 一応、クリアしたエリアではあるが、また来てはダメだという事は無い。
 化け物を雇うという意味でもシェリル姫の森は入れ食い状態なので、行く意味は十分にあった。
 気づいたら1000種類以上の化け物を雇った事になり、それら全てをルフォス・ワールドに送り込み、管理者ウィンディスによる属性変換手続きが行われた。
 吟侍はショップエリアのぴょこたんの店に戻り、その事を説明した。
 ぴょこたんは、
「それだけあればじゅうぶんでちゅ」
 と言った。