アルフォンシーナ姫も大きくなっているはずなので、どんなお姫様に成長したのか解りません。
 国王様は15年前に捕らえた魔女達を全員捕まえましたが、プリンセスだと主張する女の子が20人出てきてしまいました。
 国王様やお后様、家臣達はどの女の子が本物のアルフォンシーナ姫だか解りません。
 魔女達は呪いの言葉を残しています。
 偽者の姫を迎え入れたら国が滅んでしまうという言葉を。
 困り果てた国王様達の前に一人の女性が現れます。
 彼女もまた魔女でした。
 その魔女は魔女への差別をやめてくれるなら本物のアルフォンシーナ姫を言い当てると言いました。
 憎っくき魔女を認めるということには国王様は反対します。
 ですが、お后様達の説得もあり、魔女達の権利を認める事にしました。
 それを聞いた魔女はフードを取ります。
 その姿は紛れもなくアルフォンシーナ姫そのものでした。
 気品が他の娘達とはまるで違います。
 そうです。
 魔女達と一緒に居たアルフォンシーナ姫達の中に本物は居なかったのです。
 魔女達は、こっそりとアルフォンシーナを別の郷で育てていたのです。
 魔女達の優しさに触れて育ったアルフォンシーナ姫は魔女達にも生きる権利を与えようと思って行動していたのです。

 ――というストーリーだ。