吟侍は、
「特別な金貨ってのがあって、それは契約を意味するものらしいから契約が上手く行ったら、そっちに送りてぇ。頼めるか?」
「ちょ、ちょっと、もしかして、クアンスティータの勢力を取り込もうっての?」
「そうだと言ったら?」
「ルフォスがどうなるかわかんないわよ」
「そこを何とか頼む」
「頼むって言われても……」
「ウィンディスなら出来るって信じてっから」
「解ったわよ。無茶なお願いね」
「恩に着る」
 ウィンディスの許可を得たので、他の女性陣にも同様の話をした。
 女性陣達は反対しなかった。
 もし、クアンスティータの勢力が吟侍の所に来てくれるのであればこんなに心強い事はないからだ。
 後は、この先に待っている【クイーンルウファ】との交渉をどうするかだ。
 答えの力を使ってどこまでやれるかが勝負だった。