7名で手分けしても結構かかりそうだ。
 だが、このセレークトゥース・ワールドは特別な宇宙世界でもある。
 バイトの時間をもまた、飛ばす事が出来るのだ。
 身体をバイト先に貸し出すという行為さえ認めれば、時間調節はしてくれるというものになっている。
 やりたい行動に対して、不要だと思える時間は飛ばせるというのがこのセレークトゥース・ワールドの良いところでもある。
 英雄達に媚びを売って同行させてもらうという選択肢は吟侍達には無いし、答えの力がどこまで通用するかも解らないので、裏ルートを探すというのも危険を伴う。
 なので、吟侍達はバイトを選択した。
 これは元々、商売人という事もあって、那遠が一番多くの特別な金貨を稼ぎ出した。
 那遠が特別な金貨13枚、
 吟侍が特別な金貨11枚、
 他5名が特別な金貨それぞれ10.5枚ずつ稼ぎ出した。
 合計、75.5枚。
 これだけあれば、かなり強力な化け物を雇える可能性がある。
 だが、これは、あくまでも最終手段、保険として、稼ぎ出したものだ。
 今度は、吟侍達も加わる。
 次は油断しない。
 適切な行動をとって次につなげようと思っていた。
 シェリル姫のエリアでの冒険は始まったばかり。
 この先、何が起きるのであろうか。
 不安は尽きない。


続く。