それが説明玉という事になるのだ。
 吟侍は早速、説明玉を使う事にした。
 これは、上に軽くぽーんと放り投げれば良い。
 そうすると、説明玉は空中で制止し、プロジェクションマッピングのように巨大な映像が説明玉を中心に浮かび上がる。
 この説明玉は上空に行けば行くほど大きな映像になってしまうので、あまり高く上げすぎると説明を聞いている間に首が痛くなってしまうこともあるので、本当に軽く上に投げるだけで良いのだ。
 吟侍は初めて使うという事でもあったのだが、その辺りはわきまえていて、丁度良い位置に上げて、適度な大きさの映像となった。
 映し出された映像は、ナビゲーター役の女性だった。
 その女性は、
「初めまして、わたくし、シェリル姫のエリアの解説を担当させていただいております、シャリラと申します。それでは、僭越(せんえつ)ながら説明をさせていただきます」
 と言った。
 シャリラの説明はとても解りやすかった。
 その上で質疑応答もしてくれた。