だが、すぐに吟侍の身体に吸収され栄養となった。
 他の女性陣達も同様の事が起こった。
 あっという間の事だったので、思わず目がぱちくりとする一同。
 食べ物一つとってもセレークトゥース・ワールドの常識は現界の常識と異なっていた。
 胃が空いたのでまた試食出来るという事になる。
 胃がパンパンに膨れあがっては、元に戻るというのを繰り返していたが、次第にそれも面倒になり、時間の節約であっという間に試食を終えたという状態になった。
 見渡す限りあった食べ物を全て試食したという事実になった事に少なからず驚く一同。
 現界での常識はこのセレークトゥース・ワールドでは通じないというのが嫌という程、解ったのだった。