ソナタは、
「ずるいわよ、あんた達だけ。私だって、王族なんだから、美味しいかそうでないかの区別くらいつく舌を持っているわよ」
 と良い、那遠は、
「それならば、私も地球屋をしていますので、言ってみれば広い意味で同業者です。同業者の意見も参考になるのではないかと」
 と続いた。
 要するに、珍しいセレークトゥースの食べ物をみんな食べて見たいのだった。
 【ぴょこたん】は
「いっぱいありまちゅから、おすきなのをどうぞでちゅ」
 と答えた。
 それが合図となり、吟侍達7名は試食した。
 どの食べ物も現界では味わえないような優れた食感と味、香りだった。
 五臓六腑に染み渡り、まるで、天にも昇るような快感を得られる食材だった。
 もちろん、麻薬ではない。
 現界に存在するものよりも超越的に高度な食材で出来ているからだ。