こうして、吟侍と女性陣の合計7名はセレークトゥース・ワールドへと旅立って行った。
 認められて入るという事と認められず侵入する事は天地の開きがある。
 認められて入る場合は、割と簡単かつ快適に入る事が出来るが、侵入する場合は絶対的な力で、異物として処理される。
 恐らくは塵一つ残らず消え去るだろう。
 クアンスティータの所有する宇宙世界自体がそれだけの力を有しているのだ。
 普通の宇宙世界とはまるで違う。
 吟侍達7名の場合は認められたという事で、やすやすと入ることが出来た。
 だが、クアンスティータの乳母にして摂政(せっしょう)でもあるオルオティーナにだけは一応、許可を取った方が良いと判断して、来て早々、その手続きを取り、オーケーを貰う事が出来た。
 クアンスティータが赤子であるため、クアンスティータの所有する宇宙世界はオルオティーナが代理で管轄しているとされている。
 そのため、オルオティーナを無視して行動を取るという事は避けることにしたのだ。
 念には念をというやつである。
 オルオティーナからすれば、セレークトゥースが許可したのだから、反対する理由は無いとの事だった。
 許可が下りない事も覚悟していたので、まずは、一安心というところだ。