――という訳で、クアンスティータ・パスポート(QP)を使って、【ぴょこたん】と連絡を取り、適当なヒストリーエリアの一部を紹介して貰う事にした。
 QPは、セレークトゥース・ワールドの通行手形としての役目以外にもセレークトゥース・ワールド内に住む知り合いに連絡を取ることも出来るという便利なアイテムだ。
 吟侍は、
「あ、【ぴょこたん】?、おいらだ、吟侍だ。そっちはどうだ?商売とか上手く行ってるか?――へぇ、そりゃすげぇ、こっちからすると大した時間も経ってねぇのにそこまで大きくしたのか。そりゃ【ぴょこたん】の腕だな。え?あ、そうそう、話があってさぁ、ちょっと、仲間連れてそっちに遊びに行きたいと思っててさぁ、え?許可?それなんだけど、おいらからなるべく離れないってことを条件に許可してもらえ……わからない?多分、大丈夫だと思うんだけどさぁ、セレークトゥースにも軽く挨拶したし――責任持てない?あぁ、大丈夫、大丈夫、責任はおいらがとるから、うん、うん、それでさぁ、本題にもどるんだけど……」
 と話していた。