02 いざ、再びセレークトゥース・ワールドへ


 吟侍はその後も女性陣に説明を続けた。
 何の準備も気構えも無しに飛び込むのは自殺行為と同じ意味だ。
 あらかじめ吟侍が聞いてきた情報を伝えておくだけでも随分、違うと言える。
 そのために、吟侍は話す事が出来る限りの情報を伝えた。
 まず、基本的に、クアンスティータの所有する宇宙世界と言っても、それぞれの宇宙世界にはある一定のテーマのようなものが存在する。
 セレークトゥース・ワールドで言えば、大きな商店街の様な宇宙世界と表現するのが一番的を射ているだろう。
 だが、その商店街の店も、第三本体クアンスティータ・レクアーレが誕生するまでは品揃えは完全にとは言わないが、余り無いと言った方がよいだろう。
 レクアーレの宇宙世界は、セレークトゥースの宇宙世界の問屋であり工場でもあるからだ。
 無いとは言ってもクアンスティータの所有する宇宙世界なので、他の存在からしてみたら、無茶苦茶揃っていると言っても良いのだが、本来のクアンスティータからすると品物は揃っていないという事になる。