その誕生は全てが塗り変わる事を意味すると言われて来たクアンスティータ――
 どうやら、それが噂以下という事ではなく、むしろ、噂でさえ表現仕切れていなかったようだ。
 女性陣の認識や理解出来る範囲を遙かに超える力を持つ最強の化獣(ばけもの)、クアンスティータの強大さは、これからもどんどん彼女達を怯えさせていくのだろうか?
 ここにはクアンスティータは居ない。
 ただ、吟侍が話しているだけだ。
 だが、それでも、完全な次元違いの脅威は彼の話からもひしひしと伝わってくるのだった。
 これから、そのとんでもなくバカでかすぎる存在、クアンスティータ・セレークトゥースの所有する宇宙世界、セレークトゥース・ワールドに行こうと言うのだから、その場に居る者はまともな判断が出来ているとは到底、思えなかった。
 ある意味、狂っていると言っても良いのではないだろうか?
 まともな神経ではクアンスティータとはつきあえない。
 つまりはそういう事なのだろう。