05 再びセレークトゥース・ワールドへ
吟侍は、この場を納める手段を考える。
戦って回避する――あり得ない。
そんな事をすれば、吟侍達は誰も生き残れない。
たちまち、全滅するだろう。
全滅だけで済めば良いが、下手すると全滅する以上の状態になるかもしれない。
そんなのは全く得策ではない。
では、どうするか?
吟侍達はどのような行動をするにしろ、状況を立て直す必要がある。
仲間内で相談して、意見をまとめる必要がある。
だから、この場をどうしのぐかが大事だった。
【答えの力】で回答を探す。
だが、答えは既に出ているという結論が出た。
出した吟侍自身もその答えの意味が解らない。
その時、
「お前達も色々、相談する事があるのだろう。クアンスティータ様も下々の者達へのご挨拶がある。今はお前達とどうこうしているつもりはない。退くというのであれば、止めはせぬぞ」
とオルオティーナが申し出てくれた。
怪物ファーブラ・フィクタはこの宇宙世界を破壊しかねないような勢いだったから、焦っていたが、このオルオティーナという女性は少しは話がわかるのではないか?
吟侍はそう思った。
「そいつは助かる。おいらとしてもどう、この場をおさめようかと思っていたところだ。見逃してもらえるなら、遠慮無く甘えてぇ」
「見逃す?何か企んでおるのか?」
「企んでねぇよ。何もかもこれから相談して決める。今はまっさらだ。何もしねぇ」
「……まぁよいか。何をしようがクアンスティータ様に害なすようであれば、このオルオティーナが容赦せん。それだけは肝に銘じておけ」
「……謹んで……」
「……もう、よい、行け……」
「またな、クアンスティータ。今度はもっと遊ぼうな。おっと、クアースリータもな」
「あうぅ……」
とクアンスティータ。
「ばいばぁーい」
とクアースリータ。
クアンスティータとクアースリータが喜んで解放するのであれば、オルオティーナに反対する気持ちはない。
吟侍達はその場を一旦離れる事にした。
恐らく、どんなに離れようと、悪意のある事はオルオティーナ達に筒抜けだろうが、今は何より、エカテリーナ達が、この場を離れたという意識を持たせるのが一番だと思った吟侍はそうしたのだ。
吟侍は、この場を納める手段を考える。
戦って回避する――あり得ない。
そんな事をすれば、吟侍達は誰も生き残れない。
たちまち、全滅するだろう。
全滅だけで済めば良いが、下手すると全滅する以上の状態になるかもしれない。
そんなのは全く得策ではない。
では、どうするか?
吟侍達はどのような行動をするにしろ、状況を立て直す必要がある。
仲間内で相談して、意見をまとめる必要がある。
だから、この場をどうしのぐかが大事だった。
【答えの力】で回答を探す。
だが、答えは既に出ているという結論が出た。
出した吟侍自身もその答えの意味が解らない。
その時、
「お前達も色々、相談する事があるのだろう。クアンスティータ様も下々の者達へのご挨拶がある。今はお前達とどうこうしているつもりはない。退くというのであれば、止めはせぬぞ」
とオルオティーナが申し出てくれた。
怪物ファーブラ・フィクタはこの宇宙世界を破壊しかねないような勢いだったから、焦っていたが、このオルオティーナという女性は少しは話がわかるのではないか?
吟侍はそう思った。
「そいつは助かる。おいらとしてもどう、この場をおさめようかと思っていたところだ。見逃してもらえるなら、遠慮無く甘えてぇ」
「見逃す?何か企んでおるのか?」
「企んでねぇよ。何もかもこれから相談して決める。今はまっさらだ。何もしねぇ」
「……まぁよいか。何をしようがクアンスティータ様に害なすようであれば、このオルオティーナが容赦せん。それだけは肝に銘じておけ」
「……謹んで……」
「……もう、よい、行け……」
「またな、クアンスティータ。今度はもっと遊ぼうな。おっと、クアースリータもな」
「あうぅ……」
とクアンスティータ。
「ばいばぁーい」
とクアースリータ。
クアンスティータとクアースリータが喜んで解放するのであれば、オルオティーナに反対する気持ちはない。
吟侍達はその場を一旦離れる事にした。
恐らく、どんなに離れようと、悪意のある事はオルオティーナ達に筒抜けだろうが、今は何より、エカテリーナ達が、この場を離れたという意識を持たせるのが一番だと思った吟侍はそうしたのだ。