これは吟侍の様に敵意を持たなければ解決する事ではあるのだが、残念ながら、神も悪魔もその答えにはたどり着いていなかった。
 神や悪魔の動揺に反するように、吟侍だけはいたって冷静だった。
 落ち着いている。
 平静を保っている。
「クアンスティータ……いや、セレークトゥースと呼んだ方がいいのかな?おいらに見せてくれねぇかな?……あれは、何に見える?」
 と言ってクアンスティータに話しかける。
 エカテリーナ達は吟侍が何をしようとしているのか全く見えていない。
 吟侍は生物の全く存在しない星を指して、クアンスティータに聞いていた。
 それが何を意味するのか?
 それは――