陰陽は、
「む、無念……」
 と言って、息絶えた。
 ユリシーズは、
「てめぇの敗因は使える主を間違えたんだよ」
 と言った。
 ここで果てさせるのは勿体ないくらいの実力者だったと認めたのだ。
 ユリシーズにとっては最大の賛辞と言えた。
 大激闘になったが、ようやく結着した。
 残すは、オリウァンコだ。
 まだ、オリウァンコにはたくさんの配下は存在しているが、八化身と比べると遙かに劣る。
 烏合の衆と言っても良い連中ばかりだ。
 オリウァンコはクアンスティータに認められるために配下は1対1ずつでしか戦わせられない。
 陰陽ですら勝てなかったユリシーズに勝てる者など、オリウァンコの勢力、配下には存在しなかった。
 ユリシーズ達七英雄達はオリウァンコの精鋭達を全て撃破した事になる。