04 捜査


 玲於奈と香月は、俊征のクラスに行った。
 玲於奈と香月はC組、俊征はD組だった。
 ちなみに、綾子と山木は、G組という事になる。
 全員、高校2年生だ。
 大学までエスカレーター式の高校なので、あまり、受験勉強というのには熱心ではない学校だった。
 大学には、俊征の従兄弟である榮一郎達、霊能者集団が通っている。
 小中高大と同じ敷地内に建っているが、基本的に、特別な事でもない限り、高校生は高校のエリアを出てはならない。
 玲於奈は、
「松村君いるかな?」
 と俊征を呼び出してもらった。
 二人が付き合っているという事はまだ、あまり知られていないので、落ち着くまで、【松村君】、【黛さん】で通そうという事にしていた。
 俊征が出てきて、
「な、何かな黛さん……?」
 と聞いて来た。
 内心、この前のデートがまずかったのではとドキドキしていた。
 玲於奈が、
「えーと、あの……それが……」
 と言葉に迷っていたので後ろに控えていた香月が、
「あーもう……、松村君、悪いけど、ちょっと屋上に来てもらえない?」
 と言った。
 俊征は、友達(香月)を連れて別れ話でもされるのかと思って顔面蒼白だった。
 俊征は、
「じ、自分の何がいけなかったんでしょうか?」
 と聞いた。