15 新たなるパンドラ
この呪術は無数の呪いの集合体だった。
まるで、神話のパンドラの箱のようにたくさんの呪いが集まって出来ている。
希望の光のようにそれぞれの呪いには弱点が必ず存在するがその呪いの種類は無数に存在する。
この呪術を仕掛けたのは現代の魔女、パンドラだった。
人の世、全てを憎み、人に不幸を撒き散らす魔女はまだ、どこかに存在する。
「すみませーん、写真撮ってくれませんか?」
ハネムーンで若い夫婦が凱旋門で写真を撮ってもらおうと女性に声をかけた。
外国語が不得意な夫婦は同じ日本人っぽい女性を見つけてお願いしたのだ。
「…良いですよ。…新婚旅行ですか?」
「えぇ、まぁ、二年の交際を経てようやくゴールインって感じです」
「…幸せですか?」
「そりゃあ、もう、こんなに幸せで良いのかって…あ、お願いします」
「…はい…、あ、このカメラ、壊れてますよ」
「え?おっかしいなー…、最新式のデジカメなんだけどな…あれ?本当だ、参ったなーどうしようかな…」
「…良かったら、これ使って下さい…」
女性はカメラを差し出した。
見たこともないカメラだった。
この呪術は無数の呪いの集合体だった。
まるで、神話のパンドラの箱のようにたくさんの呪いが集まって出来ている。
希望の光のようにそれぞれの呪いには弱点が必ず存在するがその呪いの種類は無数に存在する。
この呪術を仕掛けたのは現代の魔女、パンドラだった。
人の世、全てを憎み、人に不幸を撒き散らす魔女はまだ、どこかに存在する。
「すみませーん、写真撮ってくれませんか?」
ハネムーンで若い夫婦が凱旋門で写真を撮ってもらおうと女性に声をかけた。
外国語が不得意な夫婦は同じ日本人っぽい女性を見つけてお願いしたのだ。
「…良いですよ。…新婚旅行ですか?」
「えぇ、まぁ、二年の交際を経てようやくゴールインって感じです」
「…幸せですか?」
「そりゃあ、もう、こんなに幸せで良いのかって…あ、お願いします」
「…はい…、あ、このカメラ、壊れてますよ」
「え?おっかしいなー…、最新式のデジカメなんだけどな…あれ?本当だ、参ったなーどうしようかな…」
「…良かったら、これ使って下さい…」
女性はカメラを差し出した。
見たこともないカメラだった。