8 パンドラとの共同生活

一通り、パンドラが自己紹介を終えた時を待っていたかのように浩紀はパンドラに覆い被さり、男と女の関係になった。

その時の浩紀はまるで獣のようにパンドラの身体を貪った。

それは、自分ではないかのように…。

「今日は早く帰れるの?」
「…あぁ、講義が終わったらまっすぐ帰るよ…」

浩紀はパンドラとの同棲生活をはじめていた。
物置に放置されていた石棺はいつの間にか無くなっていた。

よく考えれば、パンドラには不自然な点が多すぎる。

だが、肉欲におぼれている浩紀にはそれを全て無かったことにしていた。

抱いても抱いても抱き足りない…。

出来れば一日中、一緒にいたい…。

そう、思っていた。