すると黒い影のような手が飛び出し、一瞬で大介を飲み込んでしまった。

「ゴッ、ガッ、ゲッ…」

バキバキと骨が砕ける音がして、大介という人間も形を無くしていった…。

「ちょっとぉ~いい加減にしてよね~」
女子三人も物置の近くにやってきた。

が…

「ひっ!」

僅かに恵里香のみ悲鳴に近い声は出せたが三人とも石棺から生える無数の手に飲み込まれてしまった。

一晩で浩紀の友達五人が姿を消した。

「遅いな…大介達…」
浩紀はいつまで待ってもやってこない大介達にしびれを切らし、連絡を入れたがみんな携帯が通じ無かった。
メールも入れておいたが、返事が来ない。

全員電波の届かない所にいるらしかった。

結局、いつまで待っても誰も来ないので浩紀は寝てしまった。